4月2016

鑁阿寺から同窓会へ

つれづれ

鑁阿寺

ashi2-0鑁阿寺(ばん-な-じ)は、足利家の祖 源義康(源義家の孫)の館であった地にあります。その後足利家の氏寺となり、現在は、真言宗大日派の本山となっています。

ashi2-1本堂は、平成25年国宝に指定されました。「建久7年(1196年)建立、成安元年(1299年)再建」とあり、さすがに歴史を感じさせます。

ashi2-2重要文化財(国指定)の鐘楼です。「建久7年(1196年)建立 梵鐘(つりがねです)は、元禄時代に再鋳、戦時時の供出は文化財のためにまぬがれた」とあります。

その他の歴史建造物を見てから同窓会に行きました。

同窓会

同窓会は、中学同窓会です。同窓会特有の遙か昔に戻っての話しぶり、会話が楽しいです。あの頃も今も、みなやさしいですね。とても居心地の良い時間を持つことが出来ました。そしてまた、悲しいことも知りました。ashi2-3

同窓会では、沢山写真を撮ったのですがデフォルメしての掲載しかできません。楽しい時も終わりがあります。渡良瀬川に架かる電飾された橋の先が帰るための駅になります。楽しさに比例して言葉にならない空虚感も増してくるようです。

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帰宅して、グラスを傾けながらフォーレのレクイエムを聞きました。ゆったりしたソプラノが心にしみわたります。初めて”ミサ”というものがわかったように思えました。

今回の写真は、ほとんどおまかせモードなのですが、出来は期待通りでした。この機種は、いろいろな機能を持っているので使いこなす楽しみが増えました。何より、シャッターを切るフィーリングが光学一眼カメラを想起させてくれたので気に入りました。

カメラ片手に足利散歩

つれづれ まちかど

新しいカメラを手に入れました。念願の電子ビューファンダーも付けたので明るい外光の中でもバッチリピント合わせが出来るはずです。
説明書片手に、初撮りを行いました。さて、上手く撮れているでしょうか?ashi1-1

足利散歩

初撮りは、北関東の足利市となりました。
東武鉄道足利市駅を降りて、最初に男浅間山(せんげんやま)に行きました。駅から200mほどのところにある標高108.6mの山です。遠景がどのように写るか興味あるところです。

ashi1-2山の上には浅間神社があります。浅間神社では、毎年6月1日の山開きの日に初山祭り(ペタンコ祭り)が開催されます。この1年間に生まれた子の額に朱印を押す行事です。男の子は、この男浅間山に、女の子は近くにある女浅間山に行きます。

ashi1-3頂上より北側を見ています。眼下に流れる渡良瀬川に架かっている橋が「渡良瀬橋」です。森高千里が歌った『渡良瀬橋』で一気にメジャーになりました(と思っている)。

ashi1-4西側を見ています。川面の先に見えるのは恐らく榛名山です。赤城山、榛名山、妙義山のいわゆる上毛三山がこの方向に見える筈ですが、この日はハッキリとは見えませんでした。「渡良瀬橋」から見る夕日は、もちろんきれいでしょうが、この山から見る夕日は、ひと味違う雄大なものになると思われます。

ashi1-5南側は、大きく開け遠くまで見通せます。これから判るように、足利市は関東平野の尽きるところに位置しています。南側は、関東平野なので基本的に高い山はありません。北側は、日光連山から越後山脈へと深い山々が連なっています。

山を下りて「足利学校」に行ってきました。

足利学校の起源については、奈良時代や平安時代とするなどの諸説がありますが、全国に知られるようになったのは室町時代中期に関東管領上杉憲実の支援を得てからです。それから約1世紀後には、フランシスコ・ザビエルによって「日本国中最も大にして最も有名なる坂東の大学…。」と海外まで伝えられるほどで、事実上日本の最高学府であったようです。歴史的建造物や保存されている経典の価値は高いと思われます。パンフレットなどを見ると「日本遺産認定! めざせ! 世界遺産」と威勢が良いです。ashi1-6学校門です。”寛文8年(1668)に創建され、現在、足利学校の象徴的な門”との説明があります。

ashi1-9足利学校での学問は、儒学が中心で易学、兵学なども行われていました。儒学であるので当然のごとく、大学門の内側には、孔子廟があり「孔子座像(こうしざぞう)」が祭られていました。”天保2(1832)年、画家の渡辺崋山によって像の胎内銘が発見され、天文4(1535)年に彫刻、納められたことが明らかになっています。”との説明があります。座像のある廟内部は、大変暗いのですが、望遠でぐーと近づけてみました。期待以上に明るく撮れていました。

ashi1-7足利学校には、多くの国指定史跡があるのですが、個人的に今回一番の収穫は「旧遺跡図書館」があったことでした。明治以降の建物なので史跡としての価値はさほど高くないと思われますが、何と言っても思い出があります。

ここは、市の図書館として使われていました。当時は、閲覧室が付属していたと思います。高校3年の夏休み、受験勉強のために度々ここに通いました。当時はもっと大きな木々に囲まれていたためかすごく暑いという記憶は無いのですが、蝉の声がすさまじく気分的には暑かったあの夏の日々が鮮やかによみがえってきました。

実は、「足利学校」の価値は、文化財に有ると思っています。国宝およびそれに準ずる多くの書籍が残されています。毎年これらの書籍の「虫干し」がニュースになっていました。当時は、この図書館内に保管されていたと記憶しています。

今回は、大きめの写真としてみました。如何でしょうか?

アンプ試聴会

オーディオ

今年もアンプ試聴会に行ってきました。場所は、昨年と同じく新浦安駅前のホールでした。

今回は、第三世代のSiC MOS-FETを出力段に使ったアンプと真空管を出力段に使用したアンプでした。どちらも、前段に真空管を使用した半導体・真空管ハイブリッドアンプです。ソースは、ほとんどがLPをデジタル化したものでLPアナログも一部ありました。内容は、6割がクラッシック、4割がジャズ・その他といった感じです。

DCamp-1

SCT3030AL MOS-FET出力

半導体式と真空管式それぞれを3Wayスピーカーシステムで、それからネットワーク分割スピーカーシステムで聞くことが出来ました。いずれの場合も、金田システムの特徴と思いますが、音の場が前方に大きく拡がりスピーカーの存在を意識させません。そして、楽器それぞれがその持ち場でシッカリ音を出しているのが判ります。

WE421(左)、6C33C-B(右)

WE421(左)、6C33C-B(右)

6C33C-Bは、迫力がある

6C33C-Bは、迫力がある

なお、好みの領域なのですが、真空管出力式の方が安心して聞けるとの感想を持ちました。また、新型SiCによるのか判りませんが、真空管との音の差が従来より少なくなったようにも聴えました。

”出来の良いネットワークならマルチでなくとも充分聞ける。真空管6C33C-Bは、特性のバラツキ少なく安価である”との言葉がありました。

この種の試聴会でよく見かける方もいらして親しくお話もさせていただきました。自分も常連の部類に入りかけているのかも知れません。来年の機会には、どのように進化しているか今から楽しみです。

周辺は、高層ビルが立ち並ぶ近代的住宅地域

周辺は、高層ビルが立ち並ぶ近代的住宅地域

浦安の南方は羽田空港への進入路になっているので到着機がちょうど良い高さで見えます。4時頃だったのですが、到着のラッシュ時間になっているようで、左手上部の雲間から次々と大型機が現れ着陸態勢に入り右手に去って行きます。この間3分間隔くらいで、大げさでなく通勤時間帯の電車並みと思いました。10機以上確認してその場を去りました。この間に出発機もあり、これほどたくさんの離発着を捌けるのかと要らぬ心配をしてしまうほどでした。すごいですね、大都会のダイナミックさを感じます(豆粒となってしまうので写真には撮れませんが)。

観桜会

つれづれ

恒例となった同期入社仲間と花見の宴を今年も開きました。今回は、幹事役として場所と日時の設定を行いました。飲み物食べ物は、各自調達&供出となります。

今年の場所は、小金井公園です。”敷地面積約80万平方mの広大な都立公園で、サクラの名所として有名。ヤマザクラ、ソメイヨシノのほか、カスミザクラ、オオシマザクラ、サトザクラなど、50種類計約1700本の桜が植えられている。”と公園紹介にあります。

桜は、開花状況の見極めと当日の天気の双方を満たさないとつらいので日時決定が難しいですね。今回も、前々日まではやや寒く開花の遅れが心配されましたが、当日は、ほぼ満開+好天となりました。そして、翌日の今日は曇天時々雨でした。

hana1近況の報告から先輩、同僚、後輩の消息、日本の景気動向からこの日本を取り巻く世界情勢まで(?)硬軟織り交ぜて話しました。

hana2小金井公園の人出は多かったです。また、外国の方と思われるグループや家族連れが目につきました。昔は、こんなことはなかったなどとグローバル化の進展も話題となり、みんなで納得しました。

同じ時代を一緒に生きた仲間は、他の知り合い仲間とはひと味違います。この集まりをこれからも大切にしたいと思います。

hana3最後に、当日の東京都国立市の桜です。少し早かったでしょうか。ピンぼけですが、桜の色は出ていると思います。