アンプ試聴会
久しぶりにアンプ試聴会に行ってきました。場所は、JR京葉線新浦安駅前です。新浦安近辺は、液状化問題で良く話題になったところです。車窓から見える風景、また駅を降りてからの風景は、なるほど新しい街と思えます。つまり、人工の街といった感じです。
今回の試聴会は、無線と実験誌でおなじみの、”金田式アンプ”と呼ばれる自作マニア向けのオーディオアンプです。実際は、オーディオアンプというより「オーディオシステム」と言った方がふさわしいものです。なぜなら、プリアンプ、メインアンプは元よりプレーヤ制御、DAC、ADCそして今回は活躍の場がなかったマイクアンプまで実に多彩だからです。自分も、以前からつまみ食い的にいくつか組み立てています。
これまでは、西東京市田無での開催だったと記憶していますが、何故か今回は変更になっていました。スピーカーも何時ものAltec,JBL系ではありませんでした。
すべて手作りで、マルチウエイ方式です。しかも、半導体のみ、半導体・真空管のハイブリッドなど多面的に研究・実践しているので台数が半端ではありません。バッテリー(電池)駆動もあります。
最新型のアンプは、真空管シングルと言う野心的なものですが、ネットワーク方式にもかかわらず、これが実に良い音を出していました。こういう音が大好きです。
音楽ソースはアナログ系統で、LPレコードとLPレコードをデジタル化した音源が半々くらいでした。また曲目は、クラシック6割ジャズ4割といった感じでした。
再生された音楽は、相変わらずで目の前で3次元的に広がり、楽器の定位が良くてフルオーケストラでも個々の楽器がはっきり聞こえる分離の良さです。2台のスピーカから出ているとは信じられない圧倒的な空間が再現されていました。かなり大きな音なのに少しもうるさくないのが不思議です。
4時間超える試聴会だったにもかかわらず集中力が途切れることなく過ごすことが出来ました。
自分としての感想は、LP再生の方が好ましく、前回聞いたAltec系のスピーカであればもっと良かったかもといったものです。会場でも、同好の士といった感じで何人かとお話しさせていただきオーディオに対する情報を交換し刺激を受けることが出来ました。
金田アンプも、ここ2~3年で大きく変わって来ているのでそろそろ自作の適期と思い部品集めをしているところです。1年前にも作るといっていたような? いつになったら実現できるのでしょう (笑)。
2014年5月7日