2月2015

真空管アンプ試聴会

オーディオ

久しぶりの、アンプ試聴会です。場所は、定番の西東京市「コール田無」でした。この場所は、適度な広さのホールがあり、家からも近く大歓迎です。今回も、MJ誌に 掲載されたアンプの試聴です。これまでも多くのアンプ製作を発表されているレギュラー執筆者の作なので、どんな音で鳴るのか期待が高まります。

EL84pp

EL84pp 製作は比較的容易?

音源は、全てCDを使用していました。内容は、ジャズ、ポップス、クラシックから歌謡曲まで多彩でした。スピーカは、Altec A5。アンプは、EL84pp、WE(Western Electric)367App、845シングルでした。

WE367App

WE367App ユニークな形の真空管です

EL84ppは、単独で聴く分には悪くないのですが、他の2台を聞くと音がスピーカに張り付いている感じで楽しめないと思いました。WE367Appは、パァ~と音の空間が広がり歌詞も明瞭に聞こえて良かったです。845シングルは、一つ一つの音がとても力強く、音の重心が下がった感じがしました。
[もとより、音楽的才能皆無かつ駄耳の持ち主なので適当に受け取ってください。]

845s

845s 煌々と輝くタングステンフィラメント

好みは、目の前に大きく広がる音の空間と、刺激があっても五月蠅さのない音です。例えば、ブラスなどを近くで聞くと突き刺さるような強い音もありますが、決して五月蠅いとは思わないし、まして不快だ逃げ出したくなるなどとは決してなりませんよね。

数年に一度思い出したようにアンプを作る者にとっては、このような機会はたいへんありがたいところです。ベテランが語る内容は、たいへん示唆に富み参考になります。そして実際に音を聞いて、”なるほど、こういう音がするのか”と製作意欲が刺激されます。

真空管は、見た目良く、存在感があって、暖かくいいですね。冬向きかも?(笑)

tanashi-shrine

今年も、願掛、何卒宜しく。