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アンプ試聴会

オーディオ

今年もアンプ試聴会に行ってきました。場所は、昨年と同じく新浦安駅前のホールでした。

今回は、第三世代のSiC MOS-FETを出力段に使ったアンプと真空管を出力段に使用したアンプでした。どちらも、前段に真空管を使用した半導体・真空管ハイブリッドアンプです。ソースは、ほとんどがLPをデジタル化したものでLPアナログも一部ありました。内容は、6割がクラッシック、4割がジャズ・その他といった感じです。

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SCT3030AL MOS-FET出力

半導体式と真空管式それぞれを3Wayスピーカーシステムで、それからネットワーク分割スピーカーシステムで聞くことが出来ました。いずれの場合も、金田システムの特徴と思いますが、音の場が前方に大きく拡がりスピーカーの存在を意識させません。そして、楽器それぞれがその持ち場でシッカリ音を出しているのが判ります。

WE421(左)、6C33C-B(右)

WE421(左)、6C33C-B(右)

6C33C-Bは、迫力がある

6C33C-Bは、迫力がある

なお、好みの領域なのですが、真空管出力式の方が安心して聞けるとの感想を持ちました。また、新型SiCによるのか判りませんが、真空管との音の差が従来より少なくなったようにも聴えました。

”出来の良いネットワークならマルチでなくとも充分聞ける。真空管6C33C-Bは、特性のバラツキ少なく安価である”との言葉がありました。

この種の試聴会でよく見かける方もいらして親しくお話もさせていただきました。自分も常連の部類に入りかけているのかも知れません。来年の機会には、どのように進化しているか今から楽しみです。

周辺は、高層ビルが立ち並ぶ近代的住宅地域

周辺は、高層ビルが立ち並ぶ近代的住宅地域

浦安の南方は羽田空港への進入路になっているので到着機がちょうど良い高さで見えます。4時頃だったのですが、到着のラッシュ時間になっているようで、左手上部の雲間から次々と大型機が現れ着陸態勢に入り右手に去って行きます。この間3分間隔くらいで、大げさでなく通勤時間帯の電車並みと思いました。10機以上確認してその場を去りました。この間に出発機もあり、これほどたくさんの離発着を捌けるのかと要らぬ心配をしてしまうほどでした。すごいですね、大都会のダイナミックさを感じます(豆粒となってしまうので写真には撮れませんが)。

観桜会

つれづれ

恒例となった同期入社仲間と花見の宴を今年も開きました。今回は、幹事役として場所と日時の設定を行いました。飲み物食べ物は、各自調達&供出となります。

今年の場所は、小金井公園です。”敷地面積約80万平方mの広大な都立公園で、サクラの名所として有名。ヤマザクラ、ソメイヨシノのほか、カスミザクラ、オオシマザクラ、サトザクラなど、50種類計約1700本の桜が植えられている。”と公園紹介にあります。

桜は、開花状況の見極めと当日の天気の双方を満たさないとつらいので日時決定が難しいですね。今回も、前々日まではやや寒く開花の遅れが心配されましたが、当日は、ほぼ満開+好天となりました。そして、翌日の今日は曇天時々雨でした。

hana1近況の報告から先輩、同僚、後輩の消息、日本の景気動向からこの日本を取り巻く世界情勢まで(?)硬軟織り交ぜて話しました。

hana2小金井公園の人出は多かったです。また、外国の方と思われるグループや家族連れが目につきました。昔は、こんなことはなかったなどとグローバル化の進展も話題となり、みんなで納得しました。

同じ時代を一緒に生きた仲間は、他の知り合い仲間とはひと味違います。この集まりをこれからも大切にしたいと思います。

hana3最後に、当日の東京都国立市の桜です。少し早かったでしょうか。ピンぼけですが、桜の色は出ていると思います。

 

業務に邁進

きままな読書

最近になって、主たる業務への時間を増やすことが出来るようになりました。ずいぶん回り道をしてしまったとの反省もあります。

ということで、業務関連本も読むようになりました。

『下流老人 一億候語崩壊の衝撃』 これは、とても重い内容です。サブタイトルにあるように、誰でもが「下流老人」になる恐れがありますといっています。

IMG_01老後の問題については、NHKスペシャルでも取り上げられ深刻な実態に大きな反響があったことからも、多くの方が関心を持っていると思います。本書の著者は、現場に身を置いて多くの支援実践を踏まえた内容となっていて説得力があります。 是非一読されることをお薦めします。

本書でいう下流老人とは、「生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」と定義されています。この基準に将来該当するようになる可能性有る高齢者は、なんと9割に達するとしています。
多くの人々は、「自分は大丈夫」と思い込んでいます。しかしながら、ほんの少しのボタンの掛け違いが起きると、自分の立ち位置がいかに危うい場所にあるかわかります。この国の制度が、特に介護において負担の多くを家族に投げつけているかがわかります。

国家とは、国民を守ることが第一である筈です。国民を守るとは、将来にわたり平和で安定した生活と、生きる希望を持てる環境を準備することです。

しかしながら現実は、財政赤字のもと、年々増加している医療、年金、介護および福祉関係の、いわゆる社会保障関係費が悪役にされ、給付水準をどんどん引き下げています。また、民活・効率化の名の下に野放図に民間開放された結果、いろいろと理不尽で深刻な問題が出てきています。そもそも、社会保障の分野に営利を目的とする民間企業を参入させる発想自体がよく判りません。

国民の1割であっても、生活することが困難であるとか生きる希望が持てない状況にあるならば社会的に大問題のはずです。この書に有るように多数が該当する恐れがあるなど、もはや政治不在としか考えらません。

国民の生活を守ることを置いてきぼりにした、今の議論を見ていると”国を守る”の意味を取り違えているとしか思えません。「成長しなければ幸せになれない」という幻想から脱却する政治の質的転換を求めていくべき時と思います。

国民皆保険、皆年金の持つ重さを正しく伝え、改革の方向を誤らせないようにする努力が求められていると強く思いました。

時の流れ

つれづれ

今年も、忘年会の季節になりました。11月後半から12月は、いろいろな方と鍋を囲むことになりそうです。1年は、早いですね。

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「ジャネーの法則」なるものがあることを知りました。これは、『生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する』と言うものらしいです。

例えば、20歳前後の新入社員は、60歳の定年間際の方の3倍の密度で日々を過ごしていることになります。逆に言えば、永遠に続くと思われるトラブルや悩みも、”時が解決してくれるよ””それほど長くは続かないから”と年の功でアドバイス出来ることになります。

これまでも、年々1年が短く感じられるようになっていました。世の中、法則が有るとは、自分の感覚が正しいと証明されたようで単純にうれしいです。(笑)

確かに、記憶の中の時間は、この法則なるものに合点します。小学校の頃は、放課後からでも、くたくたになるほど遊ぶ時間がありました。学生の頃は、1日に何回かのイベントが必ずありました。今では、何となくぐずぐずしているだけで半日や1日までもが過ぎ去ってしまうことがあります。

時の走りは、ピッチが上がってきているので興味のママに「あれも・これも」では、皆中途半端になってしまいます。「あれと・これと」に絞り込まざるを得ないのが残念です。

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ともかく、このように忘年会が出来ることを素直に喜びたいと思います。来年も相変わらずのお付き合いをお願いしたいです。

ほっとひととき –Coffee Time

つれづれ

DSC_1157実務研修を終えて、ひと息入れているところです。この日の研修場所は、渋谷の青葉台なので東大の駒場キャンパスを利用させてもらいました。研修でフルに頭を使ったのでエネルギー補給が必要な状態です、と言うことでケーキセットの注文です。(笑)

この時季、早々と夕暮れをむかえるキャンパスには、楽しそうに会話しながら学生達が行き交います。これらの人々は、まさに青春のど真ん中にいて、もしかしたら人生で最良の日々の中にいるかもしれない・・。などと勝手な想像をめぐらしながら、窓越しに見ながらコーヒーを味わいました。
DSC_1244大学に入って初めて喫茶店なるものを知りました。田舎には、こんなに明るく、こんなにゆったりできる場所がなかったのです。喫茶店は、高校では出入り禁止の場所でした。

ここは、他愛のない会話や時には議論をする場所、試験のための勉強をする場所でもありました。そして、コーヒーの味をおぼえた場所でも有りました。

DSC_1273でも一番よく利用したのは、読書のためでした。活字を追い、本を置き、飲み物を手にしながら、内容を反芻してイメージを作り上げ脳裏に焼き付ける。そして、また活字を追う。読書の内容は違ってきても、イメージ化する楽しみは今もそのまま続いています。その時に、バラード調の曲でも聞こえてくれば、それはもう至福の時でもあります。DSC_1261はじめての街に行くと、喫茶店を見つけ入り雰囲気を味わうのが自分の流儀となってしまいました。残念なのは、ゆったり出来るいわゆるグランド喫茶が無くなり長居するのが申し訳ないようになってきてしまったことです。

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