秋晴れの日 航空祭へ
このところ穏やかな秋晴れが続いています。”文化の日”もあたたかく行楽日和でした。この日、カメラ片手に「入間航空祭」へ行ってきました。
今回の被写体は、飛行中の航空機なのでズームレンズの使用が必須です。そこで、FE-M55-200mm(35mm判換算 約88mm-320mm)ズームレンズも持って行きました。
練習機T4、中型戦術輸送機C-1ほか、なつかしいYS-11FCからヘリコプターまでいろいろな機種が展示されていました。近寄ることはできませんでしたが、望遠レンズを使用するとすごい迫力で撮れました。格納庫の展示機ではコックピット内も見ることができるのですが30分以上の待ちということで諦めました。
駅に着いたころ、C-1が4機編隊で飛んでいるのを目にしたのですが会場に着いた頃には既に着陸していました。大型機の大迫力を撮りたかったのに残念です。
澄んだ青い空をバックにしたブルーインパルスの曲技飛行(展示飛行というらしい)は、白いスモークも印象的で大満足でした。
しかしながら、写真に収めるという観点からは大いに不満足な結果でした。
ブルーインパルスは、どの方向から現れるかわかりません。「あっちだ!」との声を耳にして、実機を確認して、ファインダーを覗くのですが目一杯の望遠なので、なかなかファインダーの中に入ってきてくれません。
ようやくファインダー内でシッカリ捉えた頃には、すでに間近に迫っています。すかさずシャッターを押すのですが、まだ自動焦点のピントが合っていません。ピントが合わないとシャッターが切れないので焦ります。
ジタバタしているとそのうちシャッターが切れるのですが、時既に遅く頭上を過ぎ去っています。したがって、撮れた写真は後ろ姿ばかりという情けない結果となりました。
オートフォーカスの解除方法を知らなかったのと、一度のシャッターで複数枚を撮る連写機能の設定方法を憶えていなかったのが敗因でした。
カメラ教室では、飛行機の取り方で××構図や△△構図が良いなどと教わったのですが現場ではとても無理なことを知りました。自分は、何も考えずできるだけ多くシャッターを切る「数撃ちゃ当たる作戦」が良策と確信しました。
最後がF-15J 2機の帰投です。
フルサイズの一眼レフから見ればたいしたことはないのでしょうが、自分的には満足の画像が得られました。
帰りは、少し遠くなりますが入間駅まで歩きました。道沿いはおびただしい数の観光バスが乗客を待っていました。関東一円からこの航空祭に来ているようです。恐るべし、自衛隊の動員力といった感じでした。
2016年11月4日