川越。。小江戸
所用の合間に川越市内を2時間ほど歩いてきました。埼玉県川越市は、「小江戸」をキーワードにした観光に力を入れているようです。川越市内は、ずいぶん前(たぶん20年くらい前)に歩いたことがあります。今回歩いたのは西武線本川越駅から北へ約1㎞の範囲です。
しばらく歩くと「蔵造りの町並み」になります。ここからは、現代風な構造物は無くなります。例えば、電柱やガードレールなどがなくなります。道幅は同じでもこの二つがなくなると景観が変わります。道路が広く空が大きくなり都会風の圧迫感から解放されます。行きかう車の量は変わらないのに騒音が消えている不思議な感覚になりました。楽しそうに会話する声がそこここから聞こえ時間がゆったり流れているように感じました。このような時が大好きです。
中国系と思われる観光客が多勢いました。明るくにぎやかで良いですね。
もちろん、現代風の職業も景観を壊さないように工夫されています。
りそな銀行です。江戸というより明治という感じですが違和感はありません。
郵便局です。車の陰になってしまったのですがポストもしゃれた雰囲気になってました。
蔵造りの町並みを400mほど進むと「菓子屋横丁」がありました。ここには、約20軒の店があるそうです。昔来た時の記憶では、いろいろな種類の飴を中心にした駄菓子屋さん風のお店が軒を連ねていたような気がするのですが・・・。少し印象が変わりました。さすがに「菓子屋横丁」です。中学生らしい修学旅行生が大勢いました。
帰り道に少し横に入り名高い「時の鐘」を見てきました。時の鐘は、江戸寛永年間(1630年前後)に初代が建てられ今のものは4代目だそうです。小江戸川越のシンボルらしくなかなか良い感じでした。
五月晴れのさわやかな日でした。今回のように記憶をたどりながら歩くのは大好きです。前回訪問の記憶を確認した場所もありますが”あれ~ こんな感じではなかったような・・・”となっていた場所もありました。次は時間をたっぷり取って記憶に残っている川越城址やお寺(広済寺?)なども確認したいと思いました。
「菓子屋横丁」で入手した2品です。「石焼いも」の方は帰りに食べてしまい袋だけです。有名な”川越の芋”なので一つ口にすると止まりませんでした(笑)。
2013年5月19日