つれづれ

秋葉と国会と

つれづれ

秋葉原に部品の買い出しに行きました。電子部品を扱う店は激減し固定化もしているので、昔のようにあちこち覗いて価格チェックする必要も無く手間がかからず効率的になりました。(その分、掘り出し物が見つかる楽しみもなくなったわけですが。)今回も予定していた店で予定していた部品がすんなり入手できました。

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VUメータは、西澤製なので思わず手が出てしまいました。
 予定外が一番値が張る(笑)。

秋葉原は、相変わらず外国の方が多く皆さんがやがや陽気で楽しそうでした。一方で、オタクの秋葉原らしく、なにやら思い詰めたような表情の日本人の若者も目につきました。
ラジオ会館など名ばかりで、ビル全体がアニメグッズに占拠されています。わずかに残る部品屋のため、ビルに入るにも何か恥ずかしいような・・・。

首尾良く部品入手が済んだので、駅ナカで腹ごしらえをしてから永田町に向かいました。この日は、「6.19沖縄県民大会」に呼応して東京でも「いのちと平和のための6.19大行動」が開催されています。国会議事堂を囲むようにして多くの人々が参加していました。曇り空が幸いし前日までのように暑いこともなく、まるで天も味方してくれたようです。

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必要部品+αが手に入り、”※※は、直ちに沖縄から出て行け”と叫び、気分良く満足の一日でした。

鑁阿寺から同窓会へ

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鑁阿寺

ashi2-0鑁阿寺(ばん-な-じ)は、足利家の祖 源義康(源義家の孫)の館であった地にあります。その後足利家の氏寺となり、現在は、真言宗大日派の本山となっています。

ashi2-1本堂は、平成25年国宝に指定されました。「建久7年(1196年)建立、成安元年(1299年)再建」とあり、さすがに歴史を感じさせます。

ashi2-2重要文化財(国指定)の鐘楼です。「建久7年(1196年)建立 梵鐘(つりがねです)は、元禄時代に再鋳、戦時時の供出は文化財のためにまぬがれた」とあります。

その他の歴史建造物を見てから同窓会に行きました。

同窓会

同窓会は、中学同窓会です。同窓会特有の遙か昔に戻っての話しぶり、会話が楽しいです。あの頃も今も、みなやさしいですね。とても居心地の良い時間を持つことが出来ました。そしてまた、悲しいことも知りました。ashi2-3

同窓会では、沢山写真を撮ったのですがデフォルメしての掲載しかできません。楽しい時も終わりがあります。渡良瀬川に架かる電飾された橋の先が帰るための駅になります。楽しさに比例して言葉にならない空虚感も増してくるようです。

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帰宅して、グラスを傾けながらフォーレのレクイエムを聞きました。ゆったりしたソプラノが心にしみわたります。初めて”ミサ”というものがわかったように思えました。

今回の写真は、ほとんどおまかせモードなのですが、出来は期待通りでした。この機種は、いろいろな機能を持っているので使いこなす楽しみが増えました。何より、シャッターを切るフィーリングが光学一眼カメラを想起させてくれたので気に入りました。

カメラ片手に足利散歩

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新しいカメラを手に入れました。念願の電子ビューファンダーも付けたので明るい外光の中でもバッチリピント合わせが出来るはずです。
説明書片手に、初撮りを行いました。さて、上手く撮れているでしょうか?ashi1-1

足利散歩

初撮りは、北関東の足利市となりました。
東武鉄道足利市駅を降りて、最初に男浅間山(せんげんやま)に行きました。駅から200mほどのところにある標高108.6mの山です。遠景がどのように写るか興味あるところです。

ashi1-2山の上には浅間神社があります。浅間神社では、毎年6月1日の山開きの日に初山祭り(ペタンコ祭り)が開催されます。この1年間に生まれた子の額に朱印を押す行事です。男の子は、この男浅間山に、女の子は近くにある女浅間山に行きます。

ashi1-3頂上より北側を見ています。眼下に流れる渡良瀬川に架かっている橋が「渡良瀬橋」です。森高千里が歌った『渡良瀬橋』で一気にメジャーになりました(と思っている)。

ashi1-4西側を見ています。川面の先に見えるのは恐らく榛名山です。赤城山、榛名山、妙義山のいわゆる上毛三山がこの方向に見える筈ですが、この日はハッキリとは見えませんでした。「渡良瀬橋」から見る夕日は、もちろんきれいでしょうが、この山から見る夕日は、ひと味違う雄大なものになると思われます。

ashi1-5南側は、大きく開け遠くまで見通せます。これから判るように、足利市は関東平野の尽きるところに位置しています。南側は、関東平野なので基本的に高い山はありません。北側は、日光連山から越後山脈へと深い山々が連なっています。

山を下りて「足利学校」に行ってきました。

足利学校の起源については、奈良時代や平安時代とするなどの諸説がありますが、全国に知られるようになったのは室町時代中期に関東管領上杉憲実の支援を得てからです。それから約1世紀後には、フランシスコ・ザビエルによって「日本国中最も大にして最も有名なる坂東の大学…。」と海外まで伝えられるほどで、事実上日本の最高学府であったようです。歴史的建造物や保存されている経典の価値は高いと思われます。パンフレットなどを見ると「日本遺産認定! めざせ! 世界遺産」と威勢が良いです。ashi1-6学校門です。”寛文8年(1668)に創建され、現在、足利学校の象徴的な門”との説明があります。

ashi1-9足利学校での学問は、儒学が中心で易学、兵学なども行われていました。儒学であるので当然のごとく、大学門の内側には、孔子廟があり「孔子座像(こうしざぞう)」が祭られていました。”天保2(1832)年、画家の渡辺崋山によって像の胎内銘が発見され、天文4(1535)年に彫刻、納められたことが明らかになっています。”との説明があります。座像のある廟内部は、大変暗いのですが、望遠でぐーと近づけてみました。期待以上に明るく撮れていました。

ashi1-7足利学校には、多くの国指定史跡があるのですが、個人的に今回一番の収穫は「旧遺跡図書館」があったことでした。明治以降の建物なので史跡としての価値はさほど高くないと思われますが、何と言っても思い出があります。

ここは、市の図書館として使われていました。当時は、閲覧室が付属していたと思います。高校3年の夏休み、受験勉強のために度々ここに通いました。当時はもっと大きな木々に囲まれていたためかすごく暑いという記憶は無いのですが、蝉の声がすさまじく気分的には暑かったあの夏の日々が鮮やかによみがえってきました。

実は、「足利学校」の価値は、文化財に有ると思っています。国宝およびそれに準ずる多くの書籍が残されています。毎年これらの書籍の「虫干し」がニュースになっていました。当時は、この図書館内に保管されていたと記憶しています。

今回は、大きめの写真としてみました。如何でしょうか?

観桜会

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恒例となった同期入社仲間と花見の宴を今年も開きました。今回は、幹事役として場所と日時の設定を行いました。飲み物食べ物は、各自調達&供出となります。

今年の場所は、小金井公園です。”敷地面積約80万平方mの広大な都立公園で、サクラの名所として有名。ヤマザクラ、ソメイヨシノのほか、カスミザクラ、オオシマザクラ、サトザクラなど、50種類計約1700本の桜が植えられている。”と公園紹介にあります。

桜は、開花状況の見極めと当日の天気の双方を満たさないとつらいので日時決定が難しいですね。今回も、前々日まではやや寒く開花の遅れが心配されましたが、当日は、ほぼ満開+好天となりました。そして、翌日の今日は曇天時々雨でした。

hana1近況の報告から先輩、同僚、後輩の消息、日本の景気動向からこの日本を取り巻く世界情勢まで(?)硬軟織り交ぜて話しました。

hana2小金井公園の人出は多かったです。また、外国の方と思われるグループや家族連れが目につきました。昔は、こんなことはなかったなどとグローバル化の進展も話題となり、みんなで納得しました。

同じ時代を一緒に生きた仲間は、他の知り合い仲間とはひと味違います。この集まりをこれからも大切にしたいと思います。

hana3最後に、当日の東京都国立市の桜です。少し早かったでしょうか。ピンぼけですが、桜の色は出ていると思います。

 

時の流れ

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今年も、忘年会の季節になりました。11月後半から12月は、いろいろな方と鍋を囲むことになりそうです。1年は、早いですね。

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「ジャネーの法則」なるものがあることを知りました。これは、『生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する』と言うものらしいです。

例えば、20歳前後の新入社員は、60歳の定年間際の方の3倍の密度で日々を過ごしていることになります。逆に言えば、永遠に続くと思われるトラブルや悩みも、”時が解決してくれるよ””それほど長くは続かないから”と年の功でアドバイス出来ることになります。

これまでも、年々1年が短く感じられるようになっていました。世の中、法則が有るとは、自分の感覚が正しいと証明されたようで単純にうれしいです。(笑)

確かに、記憶の中の時間は、この法則なるものに合点します。小学校の頃は、放課後からでも、くたくたになるほど遊ぶ時間がありました。学生の頃は、1日に何回かのイベントが必ずありました。今では、何となくぐずぐずしているだけで半日や1日までもが過ぎ去ってしまうことがあります。

時の走りは、ピッチが上がってきているので興味のママに「あれも・これも」では、皆中途半端になってしまいます。「あれと・これと」に絞り込まざるを得ないのが残念です。

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ともかく、このように忘年会が出来ることを素直に喜びたいと思います。来年も相変わらずのお付き合いをお願いしたいです。

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