4月2013

PCオーディオ事始め

オーディオ

年明けからPC-Audioを試みている。PC-Audioは、ここ2年くらいで盛んになって来ているように感じています。書店の音楽・オーディオコーナに行くとこの種の雑誌が目につくようになっている。どんなものか確認するため簡単に導入してみた。本来は、ハイレゾといわれる高音質の分野にもかかわるべきだが、ここではほんとにプリミティブな部分だけです。(次をクリックすると簡単な構成図(pdf)が出てきます。

PC_Audio_System

USB/DAC  まず必要なのがUSB/DACです。これは、パソコンのUSB音楽情報をデジタル/アナログ変換します。市販の高価な機器もありますが、まずはお試しなので秋月(*)のキットを使うことにしました。

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左が基板、中が部品、右が「高音質用」部品です。全部で2千円くらいでした。 (*)秋月は秋葉原のパーツショップです。

 

 

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ICなどの表面実装部品はすでに取り付けられているのでアッという間に完成します。

 

 

 

サポートソフト 使用するソフトウェアは、いづれも無償ですが音質や使い勝手で高い評価を得ているものばかりです。

  • EAC(Exact Audio Copy) :CDのリッピングで使っています。タイトル、トラック情報、歌詞やジャケット写真までネットワークから探してきてくれます。圧縮は、ロスレスのFLACとしています。
  • foobar2000 :再生ソフトとして使っています。いろいろ流通している追加のコンポーネントを入れることにより機能や外観を変えることができます。
  • WASAPI :OSが標準で持っている付加機能(ミキサーやエフェクト機能)をバイパスしてアプリケーション(この場合foobar2000)が直接使えるようにする機能です。この機能を生かすと貧弱なこのシステムでもはっきりと音質向上が確認できます。

オーディオアンプ 自作の真空管アンプを使いました。このアンプは、真空管タイプとしては第2作目です。音が良いといわれる3極管を出力に使っています(残念ですが傍熱管の6CK4です)。

Tube AMP

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裏側の配線のようすです。制作は10年くらい前なのですが内部は比較的きれいなままでした。

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部屋を暗くして、ヒータの明かりを見ながらJazzでも聞くのは最高です。GT管は明るく輝くので好きです。

 

 

 

foobar2000-1

 

パソコンの画面です。ジャンル、アーティスト、アルバムなどで検索できます。もちろん曲目検索もOKです。

あまりにも便利なのでCDプレーヤーの出番がなくなってしまいました。

 

一応使えそうだと判ってからは、家中のCDを、めったやたらとリッピングしています。現在約100枚分、データ総量約30GBにもなってしまいました。失ったら再構築の手間が大変なので厳重にバックアップを取るようにしています。

先に触れたようにWindows 8 環境としたことにより一段と音質向上がなされたのでDACとアンプのグレードアップが必要となってきました。部品収集は始めているのですがまとまった時間が取れそうにありません。スピーカーも何とかしたいしそれには部屋をどうするか・・・などなど仮システムからの脱却はまだまだ先になりそうです。