初夏の南大沢
多摩センター(東京都多摩市)に行く用事がありました。そのついで2駅先の南大沢に行ってきました。南大沢(京王相模原線南大沢駅)界隈は何かと縁があり年1~2遍行くところです。
駅を降り陸橋を渡ると正面に首都大学東京が見えます。その手前には、三井アウトレットパークが広がりこの日も多くの人がいました。
南大沢は多摩ニュータウンの西部に位置し行政区は八王子市となっています。駅開設が1988年と街自体が比較的新しいのと首都大学東京の学生がいるためか子供連れの家族や若い仲間連れたちが多くとても明るく元気で活気のある街です。
首都大学東京のキャンパスに入りました。前身の東京都立大学が目黒区から移転してきたのが1991年とのことです。さすがに大都市東京が持つ唯一の大学なのでゆったりしたスペースと整った施設に圧倒されます。
正門から入るとまずは文科系学科の校舎です。手入れの行き届いた広場が気持ちいい感じでした。
理科系学科の教室の前の池です。大きな鯉がたくさんいます。奥の建物は国際交流会館です。大変立派な建物です。
近所の子供たちが遊んでいました。
まさに「ひかりあふれる散歩道」といった感じです。スポーツ施設への道です。ここの途中の学食で腹ごしらえをしました。
キャンパスの東端には、野球場があります。テニスコート、球技場、陸上競技場などがまとまってあります。
このような環境の下で勉学に励み、精いっぱい運動できるとはうらやましい限りです。
散歩したい小道もあるのですがこのような注意があっては入れません。マムシとばったりは御免なさいです。
看板は古そうですが、いつにょろにょろと出てきてもおかしくない雰囲気の場所です。
そういえばここ数年ヘビを見ていないななどと思いました。
腹ごしらえもできたので、近くの住宅街を散歩しました。今回は、大好きなベルコリーヌ南大沢地区に行くことにしました。ベルコリーヌ南大沢は、建物の強度問題がクローズアップされましたがUR都市機構が手掛けた大規模開発だけあって、ゆったりした空間に手入れの行き届いた緑に囲まれた清々しい地域です。ベルコリーヌとは、フランス語で「美しい丘」を意味するそうです。
首都大東京正門を右に行くとベルコリーヌ地区に行きます。
丘陵の高低差を利用して車道と歩道が分離されとてもゆったりと歩くことができ、さわやかな緑をたっぷりと味わうことができます。ここは、街の喧騒とは無縁の世界です。
テラスハウス調の街並みも好ましいですね。緑を独占しています。
南欧の山岳地帯をイメージした設計とのことです。緑の中にレンガ色がしっとりとなじんでいます。
今回は歩けなかった柚子地区も含めこの付近一帯が緑あるれるといった感じで初夏の涼やかな時間を満喫しました。
南大沢を訪れると、何故かいつも元気をもらえます。駅の先のまぶしい光の中に、たくさんの未来が詰まっているようなそんな感じです。
2013年6月11日