12月2013

仲冬の玉川上水

つれづれ

大雪(たいせつ)から冬至に至るこの日、北国では大雪注意報が出ているようですが、武蔵野台地のこの辺では、穏やかな晴れの一日でした。明るい日差しの中、近くの玉川上水を散歩してきました。

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小平付近の中流域では、流れに沿って雑木林が続きます。そのほとんどが、椚、小楢、欅等の落葉樹なので、この時期には葉が落ち明るい光が上水の水面にまでとどいていました。両側の散歩道には、落ち葉が厚く積もり歩くと足裏にふわふわした感覚が伝わってきます。

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この付近の玉川上水は、深く掘削されていますが水の量は多くありません。新宿に淀橋浄水場があったころは大量の水がこの玉川上水を使って送られていたとのことです。豊富な水量の玉川上水を見たいものです。もっとも、そのころの両岸はキッチリ手入れされ落ち葉が流れに落ちることもなかったでしょう。今見る景色とはだいぶ違っていたと思われます、何しろ飲み水ですからね。

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西武拝島線玉川上水駅からの上流では、雰囲気ががらりと変わり両岸が広くなり、そこを豊富な水がゆったりと流れています。
かたむきかけた太陽からの光に照らされて木々の葉が輝いています。冬の日は短いです。緑の木陰が涼しい夏の玉川上水も良いですが、光あふれる散歩道を落ち葉を踏みしめながら歩くのも悪くないですね。